クレジットカードの現金化を請け負う業者はいくつかありますが、安全性を重視する人に向いているのがネット型業者です。無店舗型とも呼ばれるネット型業者には、店頭での取引とは大きく異なる特徴があります。今回の記事は、ネット型業者のメリットやデメリットについてです。
ネット型業者のメリット
ショッピング枠を現金にするという点はどちらも同じですが、ネット型業者には店舗を構えないことで生まれる利点がいくつかあります。ここで紹介するのは、ネット型業者ならではの2つの魅力です。
業者にマークされづらい
ネット型と店舗型業者の大きな違いの一つが、取引で指定される商品です。お店に持ち込んで買取をしてもらう店舗型では、指定される商品は換金率が高い公共交通機関の回数券などが中心になります。これは、家賃や人件費など店舗を維持するためにコストが掛かるため、1度の取引で多額の利益を上げなくてはいけないことが理由です。一方、ネット型は維持コストが不要なので、換金率が低い物での取引が中心になります。換金率の高い商品は、キャッシュバックによる利益が大きい分、カード会社からマークされやすいのが実情です。不正利用の発覚による利用停止のリスクが低く、安全に取引できる点は大きなメリットと言えます。
場所を選ばずどこでも利用できる
ネット型業者は、文字通り申請からお金の振込までの手続きをネット上で行う形になります。携帯電話やパソコンなど、ネットに接続できる環境さえ整っていれば手続きは可能です。プライベートの時間に自宅のソファでくつろぎながら行うこともできれば、会社で仕事の隙間時間を活用する人も少なくありません。業者に買取してもらう商品は、ネットショッピングで購入してクレジットカードで精算をする形になります。店舗型業者のように、営業中に買った品物を持ち込むといった時間的制限もありません。現金化のためにスケジュールを調整して1日空けるといった無駄を省けるのもネットならではの魅力です。
ネット型業者のデメリット
クレジットカードの現金化でネット型業者を利用する時は、デメリットについても理解しておかなくてはいけません。ここからは、インターネット上での取引ならではのデメリットを紹介していきます。
業者の見極めの難しさ
店舗を持たない業者とのやり取りにおける、大きなデメリットが見極めの難しさです。店舗型のように所在地が分かっていれば、万が一取引でトラブルが生じても直接お店に足を運んで交渉することができます。ネット型の場合、業者側に着信拒否、問い合わせを無視するなどの対応を取られれば利用者はどうすることもできません。実際に指定の口座に振り込まれた金額が契約と違っていて、問い合わせたら電話が繋がらなかったという事例もあります。利用した人の口コミをチェックするのはもちろん、ホームページで会社の概要など必要な情報が記載されていることを確かめなくてはいけません。
現金化まで時間が掛かることもある
ネット型業者との取引は申請後にカードで購入、確認が取れたら口座に振り込みという流れが一般的です。しかし、業者の中には、依頼者が購入した物を再び販売して利益を得ている所もあります。この場合、品物が業者に届いてからの振り込みになるので、現金化が遅くなるのは避けられません。郵送に掛かったお金も差し引かれるため、受け取れる金額が少なくなることもあります。すぐにでもお金が必要な人は、即日振込に対応している業者を選ぶことが大切です。